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オオカミ少年

少年の声に誰もが耳を塞いだ
少々露骨ではあるが大人たちは耳を塞いだ
一人として聞くことも無く捨てられた言葉
少年の声夕焼けに染まった

波は立たず 風は止む
空が落ちてくるんだ

そもそもこの世界を彩ってきた沢山の魔法は
今僕たちの首を絞め殺すコトも厭わないが
何気ない時代の中で沢山の犠牲は
好奇心に彩られ土に還るばかりだ

波は立たず 風は止む
空が落ちてくるんだ

群集は彼をオオカミに例え一人相撲を笑うが
観客の居ない演説会は 幾度も夜を越えていった
三回目の太陽が昇る頃 疲れ果てた少年の前で
誰かが彼に言った もうやめろと言った

それでも少年は叫び続ける 誰も聞くことの無い言葉を
歪んだ視線 気にすることも無く 大声で叫んだ
偽者が愛を歌い 勝者はダンスを踊る中
少年は消された

Heyboy 教えてよ
その手に染まった
赤色は何だい
Heyboy 教えてよ
その手に握った
赤色は何だい
Heyboy 教えてよ
その胸にしまった
言葉は何だい
Heyboy 教えてよ

消されてしまった
真実は何だい