「 TwinGuitar 〜足立パニック壮一郎 という男〜 」
まずはこちらの動画を
僕は横浜生まれ横浜育ちで、音楽的土壌豊かな関内という街で若い頃から鍛えられ世に放たれました。
僕以外にも今の音楽シーンを支える多くの異才がこの街から同様に放たれていきました。
箸にも棒にもなクソガキたちを育成(というにはアウトローな)し道を示し続けているのがこの動画の男、「足立パニック壮一郎」です。
彼はギターの名手であり、高名なエンジニアであり、ライブハウス、スタジオの経営者でもあり、この街で一番の不良でもあります。
僕らが出会って15年強、それら全ての死戦をともに乗り越えてきました。文字通り死にそうになった時もありました。
本当は才能や実力など微塵も持っていなかったクソガキに経験とセンスと何かを授け、どうにか世の中と戦える状態にしたのは確実にこの男です。
ここ数年は独り立ちした僕を尊重し、付かず離れず絶妙な距離でいたのですが
そんな彼がPANICTRACKSなるレーベルをはじめたと聞きました。
それは彼がこれまで関わってきたアーティストとコラボをし、楽曲付きTシャツを販売するというプロジェクトでした。
その仕上がり、媚びない発信の仕方はさすがで、やっぱコイツは凄いなと思いました。
いくつかのコンテンツが立て続いた頃、僕は違和感を感じおもむろに携帯を取りました。
LINEの相手は勿論この足立壮一郎。
違和感を整理できないまま彼を呼び出した。新横浜のジョナサンに。
いつもの通り軽妙に現れる足立壮一郎。不動心という言葉をここまで体現している男はいない。
最近どうよなんて話を切り出そうとするこいつにおれは溜まった違和感を吐き出す。
そりゃあそうだろう。読み返してみて欲しい。
俺たちは15年以上、ギタリストとして、レコーディング業務として、ライブハウス経営者として、そして不良として、全ての死戦をともに乗り越えてきたのだ。
「こんなレーベルやれたらいいよね、グッズとか作ってさー」こんな話はこの長い年月で60000回以上はしてきているのだ。
タブレット注文に変わり暇そうにしている店員が大声に振り向いた。
「おい!!! 連絡いっさいこねーぞ! コラボすんならまず俺だろうが!!!!」
ということで、
今回コラボでTシャツと新曲を発売することになりました。
ぼくらが10数年ともに弾いてきたギターを重ね「TwinGuitar」というありそうでなかったふざけたTシャツと曲を作りました。
発売日の4/19にリリースイベントが行われます。
タケル、ナオキ、ドバン、という仲間たちと足立壮一郎による演奏と、2人のトーク、セッションをお楽しみいただきたいと思います。
ビルの12F窓付のライブハウスで感染防止に努めた上での来場可能ライブとなります。
また、配信も致しますのでご都合のつくかたは是非みてください。
2021年4月19日(月) 横浜B.B.street
SAITO RYOJI × PANICtracks pre.”Twin Guitar”
Gt.さいとうりょうじ
Key.ヤマザキタケル
Ba.フルタナオキ
Dr.福森康
feat.足立壮一郎
open/18:30 start/19:00
charge/¥1800+1D(¥600)
streaming ticket/¥2000