27と京急線
先日無事27歳を迎えました。
津々浦々からこの屏風ヶ浦目掛けて電車に乗って頂ければ
上記他道中様々な楽しみに出会える事だろう。
品川辺りから三浦半島の先の方までグンと右側をひた走る赤い電車。
ボクの町の平沼1丁目及び平沼商店街では
だるまという寿司屋と角平という蕎麦屋の上に乗っかって戸部に向かっている。
ちなみにこの横浜~戸部間のちょうどこのボクの町辺りに昔は駅があったらしい。
小学校の頃は残骸が残っていてハシゴのぼって入った覚えがある。
ボクは意外にも結構な京急ユーザーで
学生時代の川崎、蒲田への通学はALL京急だった。
京急川崎からスタートする自転車通学の道は
JRのアゼリアを越えるよりストレスが少ない。
スタートの時点から裏道を選びやすくもなる。
尚かつ窃チャの駐輪場所としても銀柳街より
京急のカラオケかラブホの裏に止めておく方が安全でよかった。
蒲田に関してもJRまでの距離が一駅分くらい離れていて
毎日無駄にその距離分の時間を無駄にする事になるのだが
その無駄の中で通る商店街のアンダーグラウンド感を感じる事はとても有意義であったと思う。
あっ
そうだ、このアンダーグラウンド感というものを京急では全駅が持っている。
あんなに隣接している新子安でさえ京急の方がアンダーグラウンド感を感じる気がする。
例えば戸部。
平沼にはそこまで無いアンダーグラウンド感があそこにはある。
銭湯や高校のとき一瞬で辞めた駅の一本入った通りの八百屋も京急だからこその空気だ。
三浦半島で考えたってJRの走る西側は鎌倉だ逗子だと高級感溢れるが
京急の走る東側は横須賀だ三浦海岸だとちょっとアレな雰囲気が流れる。
あの鮮やかになりきれないくすんだ赤には
色々な苦難を乗り越えてそれでも東側で生きてきた人間の
苦悩や強さを感じるのだ。
その強さは使えば露骨に分かるもので
まずどう考えてもスピード出し過ぎである。
電車に乗っていてスピード感を感じるのは
新幹線と緑字表記の京浜急行快速特急aka快特だけだ。
さらには台風、積雪でJRが運休する時も京急だけは余裕で動いている。
この辺りは特にこのくすんだ赤の強さを実感できるポイントである。
これら長々と書いた以外にも京急には取り上げたくなるポイントが多い。
割愛するが、これらを感じたいと思って頂いた方にも
素敵な機会になればいいとおもう。