2011/3/16 update
私情
3/11 職場の月見ル君想フにいました。
揺れたという体感に背中を押され外に出ると
ビルや電信柱までもが揺れていました。
それからの事は都心にいた多くの方と大差はありません。
普段歩かないくらいの距離を歩き、ゴール地点にあるTVに驚愕し、目にもとまらぬ早さのタイムラインを必死に追いました。
3/13 この日はもともと茨城の久慈浜という海沿いの町にある丸勝というお店にライブをしにいく予定でした。
勿論行く事は出来ませんでしたし、お店も少なからず被害に遭いました。
何が出来るかというよりも、やるはずだったものをやり遂げる気持ちで
東京の砧公園でライブ撮影を行いました。
茨城の丸勝の皆とは連絡も取れこの動画を見てもらう事も出来ました。
ただその日聞ける、見れるはずだったものを届けようと思いました。
翌日、軒並み自粛休業状態の中、一部のアーティストと話し合った上
イベントを行いました。
超節電、生音ライブに50000もの募金があつまりました。
僕は今、ただやるはずだった事を、出来る限りの方法でやっているだけです。
横浜に生まれて、川崎に住み、東京で過ごす。
これの意味を初めて噛み締めました。
止まれないのです。
ココがいつも通りギラギラ生きていないと全て止まってしまうのです。
開催したイベントの最後
粗末な思慮と言葉で言わせてもらった
揺れて僕たちもつまづいたかもしれないけれど
いつまでも寝転がってはいられないのです
このまま寝てたら
隣で倒れてる人を起こす事も出来なければ
悪いヤツが来ても戦えない
だから少なくとも起きるくらいはしようと思う
と
これが僕の私情でした。
一番思っていた事でした。
27になり初めて体験するリアリティーと危機です。
もうすこしで起き上がります。