BLOG

Slumber

小春に襲われうたた寝に言い寄られ
気づいたら夕方になっていた一日だった。

色々な当たり前なタスクを持ちながら
PM5:00
外気は僕を言い様の無いぬるさで包んで
それらタスクを駅に向かうバスの中に置き忘れさせた。

バスを降り、今日これから何をしていいかわからなくなり
何本かの電話をかけた。
悩むでもなく当たり前に何人かに電話をかけた。
全ての相手がさもはじめから決まっていたかの様に二つ返事をし
事前にはありえなかったパラドックスな一日がふと完成した。

1人目の電話相手に会いに渋谷に。
その人物は渡辺健吾(quengo)
この日当たり前に飲む予定だったかの様な
柔らかい物腰で渋谷駅で僕をさらって
一件のブラジルバーに

話した事は、いつも通りの他愛もないケンゴ君の女話
いつもよりちょっとだけ踏み込んだ音楽の話
カイピリーニャのソーダ割りとどこの国か分からない肉団子
この人の過不足の無い、押しも引きもしない立ち振る舞いが
またしてもオレを現実世界から引き離す。
勿論深酒もない。だからおれは一時間足らずでサッと店を後にする。

渋谷から東横線に乗り込み白楽へ

ここはアッパーヤード
なにからなにまでラフでハートウォーミングで基地みたいな場所。
ここにまたしても最初から予定されてたかのように招集に応じたのはこの2人。
説明不要の近年の俺のベストパートナーのタカシ(flute)と
cubesをはじめ近年ほぼベースはこいつって言う程一緒にやってるナオキ(bass)

このメンツは一番気も使わず心置きなく大爆笑出来て
マニアックな話が出来るからいつだって好きだ。

この日も、本題となった2つのプライベートな話以外
F1、アニメ、音楽、風俗、とてもマニアックな下らない話をした。

この日パチンコで大勝ちしたタカシは、自らを大蔵省と呼び
入店するや太客宣言。
そんなタカシに店主ハナ君から、友達の証「フルートTシャツ」を授与。
まぁトライアングル書いてあんだけど。

そうこうしたらそこにまさかのお兄ちゃん登場。
お兄ちゃんというのはORIENTDAWの五反田タケシ。
兄貴ではなくお兄ちゃんだ。
テンションMAXで飛ばすタケシ。
爆笑の渦の中店主ハナ君、奥からベースを持って登場。

「これ、いかりや長介のbassらしいんだ、尚樹あげるから弾いて」

とまさかのお宝持ち出しちゃったから
とりあえずプレイ開始。

タケシのパンディーロ上手くなってるし
オベーション弾きやすいし
ナット壊れたベースでも尚樹のプレイは極上

デミグラスソースをぶっかけたマッシュポテト
石川県の最高な醤油
サクラティー

全てが極上だった。

真夜中を
男ジェンガとベロベロババ抜き
で締めて一日が終わった。

始まりから終わりまで全て夢の様な一日だった。

奇しくもこの日は年度末。
3月の終わり。
ナニカ

生まれ変わらせるタメの幻だったのかもしれない。

と思ったら
今、店主ハナ君から着信。

「こないだあげちゃったベースさぁ、、よくよく考えたらまずくて、、、返してもらえるかなぁ〜。。。」

爆笑

やっぱり現実だったみたい(笑)
今月はLIVE4連チャンもありHARDですが
新しく日々をいきていきましょう。

でわ。