BLOG

THAILAND

大概ご存知の事かと思いますがタイに行ってきました。
そもそもは新宿の8bitCafeで知り合った、日本大好き外人が
タイのスーパースターだった事が発端なのですが長くなるのではしょります。
人生の不思議が炸裂して一緒に曲を作ったりしてる過程で
9月にコンサートがあるからと言われ、行く行く!と勢いで言って実現したのが今回の訪タイです。

下記で分かる通り、蓋を開けてみたら勢いで飛び込んでいい代物では無かった訳ですが、、、

欧米野郎の僕は、そもそも東南アジアに行くことなんか人生でないと思ってたので
かなりソワソワしながら成田へ。
虫がデカかったらどうしようばかり考えて出国。

更にはP.O.Pで行ったのですが、バンド感が無いのを信条にしてるので
全員、日時も便も違う訳です。
僕は一番乗りで深夜にスワンプナーム空港に到着するスケジュールだったので
メータータクシー変なの捕まって揉めたらどうしようとか思ってたわけですね
ムエタイやシラット相手にどう立ち向かうかと。

デルタ空港で快適な移動時間を過ごし(MADMAXとBirdManを鑑賞 この感想はいずれ)
空港に到着。

さあ戦いがはじまると集中力MAXなところに
当の本人(コンサート直前で普通一番余裕の無いタイミング)から着信。

空港まで迎えに行こうか?
ってなんて心まで大物の器なんじゃい!と思いながら甘えまくって

stampyatai

初日から屋台でご飯を頂きます。
タイのラーメンがクソうまい。
写真をとっての集中砲火を笑顔で対応。
(もうこの辺で人間の器のレベルの違いを痛感してる)
初日はキレイなホテルにチェックインして就寝

Huwai Kwang

朝起きるとタイ!東南アジア!という景色と匂いが圧倒的に目の前に広がる。
俺は確実に異国にいると英語の伝わらない両替所でタイ語の数字音読アプリを凝視しながら番号で呼ばれるのを待ち
一日オフなので1人で楽器屋めぐりの冒険へ。
Huwai Kwangというソープランドの中心、歌舞伎町の様な場所を基地に電車に突入。

stampkanban

街には至る所にスタンプ。中居君みたいな立ち位置と推測(実際そんなクラスのコンサートだった)
想像を覆される東京を上回る利便さと快適さを浴びながら
目をやるとバラックの格差社会にネガティブではなく底知れぬエネルギーを感じ
建物に入るごとに繰り返されるセキュリティチェックに先日の爆破テロを実感せずにはいられない行脚。
楽器屋自体は、みんなが言うように特筆すべきものはそこまでなく整頓され不自由の無い楽器屋が沢山ありました。
値段も渋谷と全く同じです。

夜はアテンドを手伝ってくれた現地在住のギタリストaireのタツオ君と合流
一人じゃ歩かないでくださいレベルの屋台に

yonakayatai

20バーツくらいで飯を食うので100円いかないくらいでやりくりできる。
ここで兄が合流!!(ドラクエでパーティー増えた感が半端ない)
風俗街の裏路地を大量のネズミに見送られながらホテルに帰る
道中すさまじいBluesに遭遇し煩悩消え去る(これは口頭でなければ説明しずらいです)

翌日は一日ゲネ。

ここで伯周合流(ドラクエでパーティー増えた感まじで半端ない)

リハの写真はUP出来ないですが、タレントとしての責務をこなしながらバンドリーダーとして立ち振る舞うスタンプは
日本で言うと綾小路翔とかそんなクラスの裁量じゃねーかな、過去俺の音楽家人生だとナオトインティライミとかがその次元だった
とにかく脱帽。
人気じゃなくて人間力の面で、凄い奴が友達にいたもんだと思う。
爆音のフルテンでtwinreverbを鳴らし切り初日ゲネ終了。

迎えた本番当日。
バックミュージシャンとしてじゃなく、このサイズのステージに立つ事がこの先あるのかと思うほどの大舞台
集中して向かおうと思ってたけど、双子の面白バイタリティはそんなものをあしらうかの如く
入りの17時までカオサンに行くと言い出す。

まぁ、せっかくだし行くかとタクシー乗り込む。
カオサンは観光客向けの日光みたいな状態でとにかく臭い。
とりあえずのTシャツを2枚買い会場へ向かうタクシーに乗り込む。

メータータクシーというのは個人タクシーで、webでもかなりのトラブルが見つけられるほど有名なトラブルスポット。
に、伯周 思いっきり携帯忘れる。
落し物は日常茶飯事の天才MCはタイでもその実力をいかんなく発揮。
兄と俺 絶句。

開演前、出演者全員でお祈りをして幕を開ける。
この状態。

arena

スクリーンを落とし始まった瞬間
長い付き合いでもない俺達ですら
「おまえはえらい!よくここまでがんばった!」と思わされるほどの集大成感に会場すでにMAX

同じく日本から参上したチップチューン界の盟主 YMCK(冬のEPでwatch meのリミックスもしてもらってる)と
未曾有の歓声に襲われるステージに立つ
arenastage

双子人生最大のプチョヘンザと俺人生最大のE7マイナーペンタをそこに置きどうにかやりきる。
(朝方、虫よけと兄が回したスプレーが部屋に撒く人体使用不可のものだったのに体中に塗ったため3人全身麻痺状態)
どうにかやりきる
その後もタイを代表する(んだと思うきっと)ゲストアクトが素晴らしいステージを繰り広げ
若干の来ちゃってすいません感を感じつつフィナーレに号泣
コンサートの質としてすでに素晴らしい
当てぶりもオートチューンもないのにちゃんと弾けてる歌えてる!
(当たり前なんだけど)
とにかく号泣し一仕事終えた日本人チームは屋台打ち上げとなりました。

utiage

この辺でもうタイ料理食べ飽きててガスト行きたくなってる。

dood2

最終日。
この日はP.O.Pがメインアクトのイベントで
RCAというクラブ通りにあるTheBeatloungeというクラブに出演。

ここでタケルが合流!(マジでドラクエのパーティー揃った感尋常じゃない)

dood1

STAMPバンドのドラマーのNayとサマソニを見に来てくれてたトッププレイヤーのBass Bobbyとバンド編成で。
日本語の通じない難易度の中、とにかくJamる。とにかく弾き倒す。
彼らリズム隊は、こちらのフォローも必要とせず完璧な仕事ぶりに加えて有り余る攻撃力で
タケルと俺を全力疾走させる、日本でもあまり味わった事無いほどの名手で
彼らと演奏したいという欲求だけでもう一度タイに飛べるほど素晴らしいプレイヤーだった。

NayのDrは完全にアメリカなんだけどとにかくタイム感から攻め方から素晴らしく
もう最高のドラマーだった。
Bassのbobbyはナオキをすげー温厚にした感じ。

バンド組みてえ、もう。あいつらと。
前夜までの疲れも見せずここにもSTAMP参戦(もうSUPERMANの領域)
大円団でタイツアーの幕を閉じました。

dood0

走り書きでしたが以上がタイのレポートです。
改めて読むと、今回感じた大事なことが一つも書いてないですが
ハナからここで伝わるものではないだろうし
俺が感じた事は俺のものなので説明する必要もないでしょう

なので次回はみんなも一緒にいって一緒に感じよう!
屋台より室内の料理の方が全然上手い現実を!!